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いつもコーヒー便り | 日記 | 2012年9月号


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2012年9月号 (2012.09.01)

全国的に暑い暑いと言いながらも一年の2/3が過ぎました。9月も例年以上の残暑が続くようです。皆様お体ご自愛くださいね。
今や節電が当たり前のように身に付いているのか<計画停電>は全国どこの地区でも実施がなかったようですね。節電が徹底しているのはデパート、スーパー、量販店などの冷房です。例年寒いほどの冷房が入っていますが、昨年から不快にならない程度に抑えているようです。また照明も商品の見栄えに影響が無い程度に抑えられるのが分かります。
「原発を止めると停電するぞ」と突きつけられていますが本当に必要なの?という疑問もあります。年内に政府の将来的なエネルギー政策方針がきまるようですが経済的な問題もありますが、人への影響も十分考慮していただきたいものです。

忘れてはならないロンドンオリンピック!!日本勢が史上最多の38個のメダル獲得!!
期待の男女サーカーは予想通りの活躍でした。特に男子の1回戦でスペインに勝ったときは銅メダル確実と思い興奮しましたが、そう甘くはないですね。ベスト4となっても今後の日本代表としての活躍を期待します。女子は順当というところでしょうか。現在大会中のU20女子ワールドカップもいいですね。期待しています。

ちょっと寂しい話です。8月7日七夕には恒例の「ろうそく出~せ、出~せ~よ~」の掛け声で元気な子供たちが来るのですが、ついに今年は来ませんでした。去年渡せずにいたのでお菓子・チョコを準備して待っていました。近隣に小さな子供が少なくなっているのは確かですが、昔から伝わる伝統的な行事が消えそうなっているとしたら寂しいことです。

さて、今月号は「コーヒーの成分・効能」について取り上げたいと思います。
1.    コーヒーの成分
コーヒーの成分は大きく炭水化物、窒素化合物、クロロゲン酸類、有機酸類、脂質、揮発性物質から構成されています。コーヒー生豆が本来有しているものから焙煎過程で生成するものがあるためとても複雑な構成となっています。未だに分析できていない成分があるそうです。
よく知られているのは窒素化合物のカフェインとクロロゲン酸類ですね。
カフェインには脳の活動の活性化、思考力や集中力の上昇、疲労感の軽減などの作用があります。
クロロゲン酸類はポリフェノールであり、抗酸化機能を有しています。
“日本人が最も多くポリフェノールを摂取している飲料は、2009年にお茶の水女子大学とネスレ日本の共同研究・調査により、コーヒーが最も多かったという結果が提示されている。同量のコーヒーと赤ワインに含まれるポリフェノールの量は拮抗しており、近年ではアルコールを含まないポリフェノール飲料としてのコーヒーへの注目度が上がってきている。”
―――Wikipediaより
ローストマスターはワインからもポリフェノールをたっぷりと吸収していますよ!!
2.    焙煎度合いとカフェイン量
これまで焙煎度合いが深いほどカフェイン量が多くなるという説があり、眠気覚ましに飲むのは<深煎り>と決めている方も大勢いるかと思います。しかし、参考文献や最近の研究ではどのような焙煎度合いでもカフェイン量はほとんど変わらない説が一般的になりつつあります。文献②の実験だと生豆時の量から増えるもの、減るもの様々ですが大きな変化はなく体に影響を与えるほどの差はありません。
深夜まで仕事をしなければならなかったり、長距離運転で眠気覚ましに飲む場合はストレスによる胃の負担を減らすためにも中煎り程度にしておいたほうが無難だと思います。
とは言え、深煎りの濃いのを飲むと精神的にも安心感があって落ち着く方も大勢いるかと思います。
3.    体験的なコーヒーの効能
ローストマスターが日々のカッピングで体験したことをご紹介しますね。
カッピングという評価作業は過去に体験した味や香りの比較を繰り返し行います。その結果頭脳がフル回転してとても疲労感が起きるのです。さらに二次的な効果として食欲も出てきました。
具体的にはコーヒーを飲んだ際に<香り>や<味>を脳にある引き出しから引っ張り出す作業になります。ただし、コーヒーを飲む度にやると疲れるので、時間のあるとき、休日に実施してみると良いでしょう。
《実施方法》
・    粉の香りを確認する⇒いつもの飲み慣れた香りですか?初めての香りですか?フルーツに例えられますか?
・    同じく抽出された液体の香りを確認する
・    飲む⇒苦味は強いですか?弱いですか?カカオを多く含んだチョコに例えられますか?
・    飲む⇒酸味はありますか?無いですか?どんなフルーツに例えられますか?
このような事は言うまでも無く多かれ少なかれ普段の食事でやっているはずです。ただ美味しいだけでなく、どういう風に美味しいのかを自分なりに表現してみることです。
つまり、飲食に関しては「過去の体験した味と比較する」ように頭をフル回転させれば良いと思います。
もしかすると<コーヒー屋>のご主人は長生きが多いかもしれませんね。
■参考文献①珈琲一杯の薬理学 岡希太郎著②からだの化学244
《編集後記》
9月に入っても全国的に残暑が続くそうです。ローストマスターは暑いのは苦になりません。そうです、ローストで鍛えられていますから。焙煎室の気温は40度近い気温になっています。ただ暑い中に長時間いると時々眠くなる現象に襲われます。南欧スペインのような暑い国では昼寝(シエスタ)する習慣があるそうですが体が欲しているのですね。頭は日本、体はスペインに行きたいローストマスターです。
それでは10月号をお楽しみに。

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