いつもコーヒー便り | 日記 | 2013年2月号

１．あっというまにお正月も過ぎました
お正月もあっというまでしたね。ローストマスターは例年田舎の実家へ里帰りしていたのですが今年は逆に親を招待しました。おかげで札幌から離れることもなくゆっくりと過ごす事ができました。
いつもなら田舎から戻ってくる際の冬道に緊張して、どっと疲れが溜まってしまうのですがそのようなこともなく本当に穏やかな正月を迎えることができました。その反動でしょうか、３日目からは全道的に暴風雪となり大変な状況となりました。
コーヒー屋にとって正月の最も大切な「焙煎釜への初火入れ」は２日に実施しました。今年も美味しいコーヒーを焼いてくれるよう祈願しました。

2．書初め
下手ですが今年も書初めしました。
娘からは完成した「わ」を見て「ありがち！」と。
とても意味の込められた「わ」なので少しご説明を。ひらがなで書いたのは今年の干支「へび」のようにくねくねとした文字を意識したためです。
この「わ」はコーヒーと仲良くするということを目標としたものです。何を今更？と思うかもしれませんが未だに焙煎については分かったというか、制したというかそういう実感がないのです。
コーヒーと仲良くするにはどうすれば良いか？もっと近づいた方が良いか？距離を置くか？
一生かかるのかも知れません。
簡単に転がり込んでくるようなものではなさそうです。
とは言ってもベストな状態で出荷できるよう最善を尽くしますので宜しくお願いいたします。

３．「いつもコーヒーNOTE」
先月号で「いつもコーヒー」のオリジナルの「紙雑貨」について書きました。打ち合わせの結果、かわいいノートを製作する事に決定しました。じゃーん！！
表紙はこのような感じになります。
おなじみのパステルカラーのマークからコーヒー豆３個のマークに切り替わります。

裏表紙にはローストマスターの４年間の集大成となる言葉を２個書きます。
※その言葉は先月号に記載しています。
このノート、どのようにしたら手に入るか？
今のところ５周年記念のプレゼント、イベントでの販売などを予定しています。
もしかすると完成がうれしく配ってしまうかもしれません。

４．コーヒーと健康について
１月２９日のテレビ放送「たけしの健康エンターテイメント・みんなの家庭の医学」を見た方も大勢いるかと思います。数年前この手の健康番組は「やらせ」的な番組が多かったですが、TV業界のモラルが向上してきたので信頼度は高いと思います。
さて、どのような内容だったのでしょうか？

２００５年世界一の疫学調査能力を誇るというハーバード大学が発表した研究結果（全米の男女およそ１２万人の健康状態と食生活の関連を１８年間にわたり追跡調査したもの）によると、１日にコーヒーを一定以上飲む人は全く飲まない人に比べ、糖尿病になる確率が女性で３０％少なく、男性で５０％少ないという事実が明らかになった。
さらにコーヒーと糖尿病について研究した４００編以上の医学論文より。
・クロロゲン酸がインスリンの働きを活性化する
クロロゲン酸とはコーヒーに特に多く含まれているポリフェノールの一種。
・クロロゲン酸の量はコーヒーの種類には関係ない
缶コーヒー・レギュラー・インスタントの種類にかかわらず同じくらい含まれているそうです。
・１日５～６杯以上飲む人にかなりの糖尿病予防効果がある
・１日に数杯ちょこちょこ飲むのが効果的
このような研究結果が報告されましたが決して沢山のコーヒーを買い込んだり、いきなりガブガブとコーヒー飲まないでくださいね。
注意事項：
あくまでも疫学・統計学的に予防効果がありそうだという研究成果であって、臨床（治療の現場）での成果ではありません。またコーヒーの飲用が悪影響となる病気もあるということをご注意ください。

《編集後記》
２月に予定していた「ハワイ島カウ地区」へのツアーは募集人数に満たないため中止となりました。残念！！
しかし５月４日にはコーヒーフェスティバルが開催されますのでもう一度ツアー募集する予定です。
もちろんローストマスターも参加する前提で募集します。
募集詳細はブログやネットショップで公開いたします。
それでは３月号をお楽しみに。